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フランス大統領府の声明によると、同国のサルコジ大統領は23日、グルジア・南オセチア自治州情勢をめ... フランス大統領府の声明によると、同国のサルコジ大統領は23日、グルジア・南オセチア自治州情勢をめぐりロシアのメドベージェフ大統領と電話会談し、グルジア西部の主要港ポチなどからロシア軍が速やかに撤退することが重要だと訴えた。その一方でサルコジ氏は、ロシア側が和平原則に沿って撤退を進めてきたことに謝意を示した。 サルコジ氏は22日、ブッシュ米大統領との電話会談で「ロシアが(合意した和平原則に)従っていない」との認識で一致したばかり。ただ、グルジアの後ろ盾となる米国と、欧州連合(EU)議長国として紛争の仲介役を担うフランスとではロシアに対する姿勢に温度差がある。 サルコジ、メドベージェフ両氏は、グルジア領内の緩衝地帯でのロシア軍による監視活動を国際的な枠組みに移行させることが急務との認識で一致した。(共同)