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今年はパブリック・イメージ・リミテッド(以下pil)デビュー40周年だそうで、もうすぐキャリアを総括し... 今年はパブリック・イメージ・リミテッド(以下pil)デビュー40周年だそうで、もうすぐキャリアを総括したボックスセットがリリースされるほか、精力的にツアーも行っている。と、そのツアー転戦地から離れたここ日本での公演もなぜか決定。不思議だが、嬉しいことに違いはない。 社会人に優しい19時半開演で、2~3分過ぎたところで客電が落ちた。ベースのスコット・ファース、ギターのルー・エドモンズ、ドラムのブルース・スミスがゆっくりと登場。そしてジョン・ライドンが姿を見せたところで、場内が一段と沸いた。オープニングは、なんと『Warrior』。今までならライヴ終盤でギアチェンジする効力を持っていた曲を、いきなり持ってきた。 ルーのディストーションかかりまくりのギターは、現在のPilの音の核と言っていいだろう。スコットのベース、ブルースのドラムも、思った以上にクリアに聴こえる。会場のよさか、それともPiLス