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展開して白く光って見える「イカロス」の帆。中心部から帆の一角を撮影=宇宙航空研究開発機構(JAX... 展開して白く光って見える「イカロス」の帆。中心部から帆の一角を撮影=宇宙航空研究開発機構(JAXA)提供 光の力で進む「宇宙帆船」の実証機「イカロス」が、宇宙空間で帆を広げることに成功した。宇宙航空研究開発機構が11日発表した。イカロス本体に据え付けられたカメラの画像から確認した。今後は半年かけて、帆に受ける光の力で加速できるかどうかを確かめていく。 宇宙帆船は帆にぶつかって跳ね返る光の力を、風のように利用して進む。推進力が弱いものの、燃料が不要という利点がある。宇宙機構は2010年代後半に計画する木星探査への応用を目指している。 イカロスの帆は14メートル四方もあり、当初は円筒形の本体側面にしまわれていた。5月21日に鹿児島県の種子島宇宙センターから、金星探査機「あかつき」と一緒にH2Aロケットで打ち上げられた後、回転しながら遠心力で帆を少しずつ広げていく作業を、今月3日から始
2010/06/12 リンク