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幼稚園と保育所を統合する幼保一体化構想で、内閣府が検討している素案が明らかになった。当初は幼稚園... 幼稚園と保育所を統合する幼保一体化構想で、内閣府が検討している素案が明らかになった。当初は幼稚園と保育所の制度廃止を前提に、すべて「こども園」(仮称)に統合する案を打ち出したが、反発が強いため幼稚園などを存続させる案も浮上。16日の子ども・子育て新システム検討会議ワーキングチームで示す。 幼保一体化は2013年度の実施を目指し、10年間の移行期間を設ける。ただ、幼稚園と保育所の制度を廃止する案には、「一体化で優れた幼児教育が途絶える」(全国国公立幼稚園長会)などの懸念が出た。さらに、地域の実情や保護者のニーズに対応する必要性から、こども園以外の形態を設ける検討に入った。 ワーキングチームでは、五つの案を例示。いずれの場合でも、幼保一体化を促す方向で財政支援をする方針だ。 素案は、(1)すべてこども園に統合する「完全移行案」(2)すべてこども園に移行し、幼児教育や保育のみを担う施設を設
2010/11/15 リンク