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2005年4月に起きたJR宝塚線(福知山線)脱線事故の遺族が25日、JR西日本の歴代社長3人を不... 2005年4月に起きたJR宝塚線(福知山線)脱線事故の遺族が25日、JR西日本の歴代社長3人を不起訴とした神戸地検の処分を審査している神戸第一検察審査会に出席した。遺族側は家族を失った心情などを述べたうえで、事故の原因解明のために3人を強制的に起訴するよう求めたとみられる。 検察審査会は主に証拠資料に基づいて検察の処分の妥当性を検討しており、被害者の意見を直接聴くのは異例。審査会は同日午後、改正検察審査会法が定める検察官の意見聴取も行い、近く3人の強制起訴を求める「起訴議決」を出すかどうか最終判断する見通し。 25日の神戸第一検察審査会に出席したのは審査申立人の遺族のうち3人。午前10時半前に会議が開かれている神戸地裁の一室に入り、約1時間半にわたって意見を述べた。 事故の捜査をめぐっては、神戸地検が昨年7月に山崎正夫・前社長を業務上過失致死傷罪で起訴した一方で、井手正敬(まさたか)