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薬師寺(奈良市)が所蔵する江戸中期の十一面観音像(高さ約53センチ)の表面を覆っていた和紙をはが... 薬師寺(奈良市)が所蔵する江戸中期の十一面観音像(高さ約53センチ)の表面を覆っていた和紙をはがしたところ、1千年ほど前の平安中期に作られたとみられる聖観音(しょうかんのん)菩薩像(同)が見つかった。同寺が14日、発表した。彩色のために仏像の表面を和紙で覆う手法は江戸時代に流行したとされるが、和紙の下から異なる古仏が見つかるのは珍しいという。 同寺によると、十一面観音像の来歴は不明で、腕や衣などがとれた状態で寺の収蔵庫に納められていた。黒っぽい彩色で、作風から江戸時代中期の作とみられる。特別公開の出展に向けて2007年2月、民間の工房に修理を依頼。表面が彩色された和紙で覆われていたことがわかり、それをはがしたところ、頭部の一部が異なる木造の仏像が出てきた。 このため、奈良国立博物館(奈良市)や財団法人美術院(京都市)が詳しく調査し、頭部の宝冠の痕跡の違いから、内部から出てきた仏像は聖観
2011/02/16 リンク