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【貞松慎二郎】日銀下関支店の前身である西部(さいぶ)支店の初代支店長で、日銀総裁や蔵相、首相を歴... 【貞松慎二郎】日銀下関支店の前身である西部(さいぶ)支店の初代支店長で、日銀総裁や蔵相、首相を歴任した高橋是清(1854~1936)を顕彰するシンポジウムが27日、下関市の春帆楼で開かれた。西部支店跡地に建てられた顕彰碑の除幕式もあり、岩田規久男・日銀副総裁らが出席した。 西部支店は大阪に次ぐ日銀2番目の支店として開設され、高橋は支店長を2年務めた。開設から今年で120周年となることから、官民でつくる実行委員会が功績を後世に伝えようと企画。シンポジウムには約250人が参加した。 岩田副総裁は「成功例として高橋の経済政策を再評価する大きなきっかけになれば」とあいさつ。下関在住の直木賞作家・古川薫さんは、酒豪で楽天家だった高橋の人柄をエピソードを交えながら語った。経済史家の鎮目(しずめ)雅人さんは「高橋の国家ビジョンは戦後の日本を先取りしていた。行動する意志と勇気を持っていた」と評価した。
2013/10/28 リンク