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女子プロボクシングの元世界王者で性同一性障害を公表している真道(しんどう)ゴー選手(28)=大阪... 女子プロボクシングの元世界王者で性同一性障害を公表している真道(しんどう)ゴー選手(28)=大阪・グリーンツダ=が、性別適合手術を受ける決断をした。男子選手への転向も考えている。身体の危険を理由に否定的な見方があるが、スポーツの将来を考えさせる挑戦でもある。 真道選手は13日、元世界3階級王者で現世界ボクシング機構(WBO)女子バンタム級王者の藤岡奈穂子選手(40)=東京・竹原&畑山=に挑戦する。勝敗にかかわらず近い将来に手術を受けることは決めているが、「勝って次のステップに進みたい」と語る。 和歌山市出身の真道選手は小学生の頃から、戸籍上の性別に違和感を覚えていた。大学在学中に「性別」を原因に人間関係がぎくしゃくし、小学校から続けたバスケットを辞めた。 ボクシングを始めたのは20歳。プロデビュー当初から「女性としてリングに上がるのを嫌に思う自分がいた」。2011年、「ありのままの自分を見