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平安京跡で、古今和歌集の有名な「難波津(なにわづ)」の歌の全文を記したとみられる平安時代前期(9... 平安京跡で、古今和歌集の有名な「難波津(なにわづ)」の歌の全文を記したとみられる平安時代前期(9世紀後半)の木簡が見つかった。京都市埋蔵文化財研究所が26日発表した。音を漢字で表記した万葉仮名(まんようがな)が、ひらがなに移り変わる途中段階の仮名が使われており、ひらがなの成立や普及を考える上で貴重だ。 難波津の歌の木簡などは、古くは飛鳥時代(7世紀後半~8世紀)のものが徳島・観音寺(かんのんじ)遺跡や滋賀・宮町(みやまち)遺跡(紫香楽宮〈しがらきのみや〉跡)など37例出土しているが、ほとんどは文字が万葉仮名で歌の一部のみ。仮名で全文を記したとみられる資料は初めてという。 見つかったのは、平安京の中央を南北に貫く朱雀大路沿いの邸宅とみられる遺跡(京都市中京区)の井戸跡。主人は不明だが、平安時代後期は白河院の近臣の藤原為隆(ふじわらのためたか、1070~1130)らの邸宅だった。 木簡はヒノキ
2015/11/30 リンク