注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
36歳で離婚し、妻子が去った。そして、父が自殺した42歳になった。俺の人生はどうなるのか……。岐阜... 36歳で離婚し、妻子が去った。そして、父が自殺した42歳になった。俺の人生はどうなるのか……。岐阜県各務原市のカメラマン、三浦寛行さん(46)は、そのどん底だった2011年が転機になった。同年の東日本大震災の被災地支援を契機に、「自分だからできること」を見いだした。 三浦さんは愛知県新城市の出身。中学3年の誕生日に、父親が排ガス自殺した。仕事を次々に変え、子どもの目にも意思が弱く、頼りなかった。でも「夜はケーキを一緒に食べような」。最後の朝もそう話す優しい面もあった。 それから、家ではみんなが父の話題を避けるようになった。最初からいなかったかのように振る舞った。自殺すれば人生のすべてを否定されてしまうのか。死にたくて死んだわけじゃないのに。あんまりだと思った。同情されるのも苦しかった。級友も地域も、父の死を知っているようだった。「頑張れよ」。励まされるたび、いたたまれなかった。 名古屋市内
2014/07/28 リンク