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『ラーメンと愛国 (講談社現代新書)』(速水健朗/講談社現代新書/2011年10月刊/798円) 大学の業務で... 『ラーメンと愛国 (講談社現代新書)』(速水健朗/講談社現代新書/2011年10月刊/798円) 大学の業務で連日、卒業論文を読んでいるのですが、その合間の食事や風呂、外出時の電車の車内から徒歩の時間までを利用して、細切れの時間をやりくりしながら読了したのが、この『ラーメンと愛国』という本。タイトルと著者の名前に惹かれて、先日、書店で衝動買ったのですが、いやあ、おもしろかった。 著者名に惹かれたのは、前に、同じ著者のこんな本を読んでいたせいです。 『ケータイ小説的。――“再ヤンキー化”時代の少女たち』(速水健朗/原書房/2008年6月刊/1,575円). 『タイアップの歌謡史 (新書y)』(速水健朗/洋泉社新書y/2007年1月刊/819円) とりわけ『ケータイ小説的。』に書かれていた「ロードサイド文化」が、マンガの現状を考えるうえでも非常に面白く、感銘を受けていたもので、『ラー
2011/11/19 リンク