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ローマ法王庁(バチカン)は16日、中国政府公認のカトリック団体が14日にバチカンの承認なしに広東... ローマ法王庁(バチカン)は16日、中国政府公認のカトリック団体が14日にバチカンの承認なしに広東省汕頭の司教を任命したとして「教会法による制裁の対象となる」と強い調子で非難する声明を発表し、同司教を事実上の破門処分にしたことを明らかにした。 中国側団体は先月29日にも四川省楽山の司教を独自に任命し、バチカンは同司教を事実上の破門処分としている。相次ぐ独自の聖職者任命にいら立つバチカンと、中国政府の間のあつれきが深まっている。 声明は、独自任命に関わった司教の幾人かは任命式に参加したくないとの意向を示して抵抗したが、参加を強要されたと指摘。「中国のカトリック教徒には良心に従い自由に行動する権利がある」と中国政府を非難した。 また法王ベネディクト16世が「中国の教会の処遇について遺憾に思い、現在の困難が速やかに克服されることを望んでいる」としている。(共同)
2011/07/17 リンク