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落語に幽霊はつきものである。古井戸から毎晩現れて皿を数え、人気者となる『皿屋敷』の美人幽霊、お菊... 落語に幽霊はつきものである。古井戸から毎晩現れて皿を数え、人気者となる『皿屋敷』の美人幽霊、お菊は最も有名だ。他にも化けて出てきては負ける博打(ばくち)好きの幽霊や、軸を抜け出して酒を飲み三味線をひく女幽霊などユーモラスな面々が多い。 ▼東京・永田町の首相公邸の幽霊をめぐっても、まるで落語のようなやりとりがあった。昭和11年の二・二六事件のさい、ここで犠牲になった人の幽霊が出るとの噂がある。そこで民主党の加賀谷健参院議員が「噂は事実か」と、大真面目で質問主意書を提出した。 ▼答弁書は閣議決定されなければならない。だから政府も「承知していない」という大真面目な答弁書を決定した。発表した菅義偉官房長官は、記者会見で「幽霊の気配を感じたことは?」と聞かれ「言われればそうかな」と応じたそうだ。なかなかの「オチ」である。 ▼質問は一体どんな答えを聞きたかったのかと思いたくもなる。だが加賀谷氏の名誉の
2013/05/26 リンク