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日本の液晶パネルメーカーが「2012年問題」に直面している。中国でテレビ向けの大型工場が相次いで... 日本の液晶パネルメーカーが「2012年問題」に直面している。中国でテレビ向けの大型工場が相次いで立ち上がり、供給過剰が到来するのが必至とされる問題だ。コスト競争力で劣る日本メーカーは、高い技術が求められ、需要が急拡大するスマートフォン(高機能携帯電話)向けとして有望視される中小型液晶や有機EL(エレクトロルミネッセンス)にシフトして苦境を乗り切る構えだが、技術力の勝負となると今度は韓国勢が立ちはだかる。日本勢は窮地に追い込まれかねない。 中国では2012年前後に日韓、そして中国各社による計8件の大規模工場稼働が予定されている。どれも大型ガラス基板を使う「第7.5世代」以降。日本では、さらに生産効率が高い「第10世代」が稼働しているが、中国での生産も最先端に近づくことになる。 中国では10年から3年間で薄型テレビの需要が1.5倍に拡大すると予測されている。こうした状況をにらみ、中国勢は華星光
2011/08/29 リンク