
エントリーの編集

エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
三井化学は,屈折率が1.65と高い,1液熱硬化型の透明エポキシ樹脂を開発することに成功した。有機ELや白... 三井化学は,屈折率が1.65と高い,1液熱硬化型の透明エポキシ樹脂を開発することに成功した。有機ELや白色LEDなどの発光素子のシール材として使えば,エネルギー効率を向上できるという。 有機ELなどの発光素子の屈折率はシール材より高いために,「スネルの法則」により,二つの媒質間で光は屈折し,屈折率差が大きいほど全反射する光が多くなり,エネルギー効率を下げる。シール材として使われる既存の透明エポキシ樹脂は,屈折率が1.5程度である。そこで三井化学は,シール材の屈折率を1.65と発光素子に近づけ,全反射する光を少なくしてエネルギー効率を上げることを可能にした。 エポキシ樹脂の屈折率を上げることができたのは,エポキシ樹脂の分子構造の中にチオール化合物を用いたからだと言う。チオール化合物には分極率が高い硫黄原子を含むために屈折率が高くなる。通常,エポキシ樹脂の屈折率を上げる方法としては,ハロゲン化