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冬のある日、阿東優が入院することになった「7F」は、ただ生命が尽きるのを待つ場所。そう、彼に説明し... 冬のある日、阿東優が入院することになった「7F」は、ただ生命が尽きるのを待つ場所。そう、彼に説明してくれたのは、同じ階に入院している黒髪の少女・セツミだった。自宅か7Fか、自らの死を迎える場所をこの二つのいずれかからも選ぶことを拒んだふたりは、優の父の車に乗って走り出す。ただ西へ西へ。 同人として発表された同名のタイトルは未プレイですが、なんか話の筋はちらっと聞いていたような『ナルキッソス』が小説として発売されたので読みました。片岡ともといえば、私の中では『銀色』だったり『みずいろ』だったりのひとなのですが、読んでみてなるほど、ずいぶんと昔にそれらの作品に感じた何かを思い出したような気がします。 病院の7F、そこで死を待ち続けていたセツミと出会い、そこでルールを聞かされる優。それは、未来に希望を持つな、身内に必要以上に迷惑をかけるな、そんな冷徹さを感じるようなルールで。けれど、緩慢に死へと