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1960年、大阪市生まれ。 神戸大学医学部卒業。 兵庫県立尼崎病院、湊川病院勤務等を経て、現在、神戸大... 1960年、大阪市生まれ。 神戸大学医学部卒業。 兵庫県立尼崎病院、湊川病院勤務等を経て、現在、神戸大学医学部精神神経科助手。 安さんは、阪神・淡路大震災後、診療や救援活動で心身もろともへとへとになったその深夜、神経がたかぶり、涙もろくなり、放心しながらも、あるいは「つらくて」指が動かなくなりながらも、ワープロに向かって文章をしぼりだした。「被災地のカルテ」という題で、週1回、産経新聞紙上に1年間連載された文章である。 消火・救援活動に携わりながら市民の罵声に深く傷ついた(自身も被災者である)消防士たち、やはりじぶんの家が全壊しながらも、休みなしに看護活動に当たる看護婦にどう声をかけたらいいかわからないと涙ぐむ婦長、避難所での「まる見えの生活」で極度の緊張を強いられ混乱した心、突然の「震災同居」のなかでじわりじわりひび割れていった結婚生活、そして患者がやっと「重荷を下ろせる」ようになった小