ひとりの古美術研究家の遺志は、木々たちに見守られて受け継がれて行くよ | ROOMIE（ルーミー）

ひとりの古美術研究家の遺志は、木々たちに見守られて受け継がれて行くよ | ROOMIE（ルーミー）

閑静な住宅街に佇む、緑に囲まれた静かな空間の島田美術館。 剣豪宮本武蔵の遺墨・遺品の収蔵、展示が豊...概要を表示 閑静な住宅街に佇む、緑に囲まれた静かな空間の島田美術館。 剣豪宮本武蔵の遺墨・遺品の収蔵、展示が豊富なこの美術館は熊本城顕彰会常務理事、武蔵会会長を務めた島田真富氏が収集した古美術品を中心に収蔵、展示しています。 92歳で他界した島田氏の古美術研究家の遺志を実現するものとして、昭和52年秋に開館。晩年には私蔵が死蔵になってしまうことを危惧し、国民共有の財産として末永く保存するだけでなく、広く一般に公開して郷土の歴史と伝統を語り継いでいきたいと考えました。 見どころは収蔵品だけでなく、庭の美しさも心を奪われます。 島田氏はできるだけ人の手の入らない庭が好きで、「草木の生え死にはそれぞれの自意にまかせよ」と言っていたとのこと。「花の咲くものは植えるでない」とも。 自然の生命力溢れる庭の様子は、どこを切り取っても絵になります。 ギャラリー、ミュージアムショップのほかに隣接している「cafe 木の