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南方熊楠顕彰会理事。慶應義塾大学非常勤講師。2000年慶應義塾大学文学部卒業。2007年京都大学大学院人... 南方熊楠顕彰会理事。慶應義塾大学非常勤講師。2000年慶應義塾大学文学部卒業。2007年京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。2020年にサントリー学芸賞。著書に『熊楠と猫』『日本犬の誕生』『絶滅したオオカミの物語』等。 金子 私は江戸美術が専門ですが、『ねこと国芳』という本の他に、歌川国芳(うたがわくによし)(1797~1861)が絵を描いた山東京山(さんとうきょうざん)の『朧月猫の草紙』という本の現代語版(『おこまの大冒険〜朧月猫の草紙〜』)も出しています。絵画から見ると、江戸時代の猫って、今と同じだなと思ってびっくりするところがあるんです。 私などは猫がみっともないことをしたり、いたずら好きといったことを含めて大好きで、かわいいなと思っているんです。ただ、そういう複雑な「かわいい」の受け止め方は現代人特有のものかと思っていたら、国芳の猫を見る限り、そうでもないなと。国芳の時代