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富士山の世界遺産登録に関連して、入山料の徴収について議論が行われています。世界遺産に登録されるこ... 富士山の世界遺産登録に関連して、入山料の徴収について議論が行われています。世界遺産に登録されることで、訪問者の増加が予想され、過剰利用による環境への影響が懸念されています。入山料が導入されることで、訪問者数を抑制することが期待されるとともに、地元自治体には入山料の収入が得られる効果が期待されています。しかし現時点では入山料の効果が不明であり、入山料導入への反対意見も強くあります。 そこで栗山浩一 農学研究科教授らのグループは、環境経済学の分野で開発の進められた評価手法を用いて、入山料が導入されたときの効果を推定しました。 概要 (1)訪問者の抑制効果 報道では500円~1,000円程度の入山料が検討されているが、入山料が一人あたり500円のときの抑制効果は2%、1,000円のときは4% 屋久島と白神山地では世界遺産登録後5年間で訪問者数は30%以上増加した。仮に富士山の訪問者数が世界遺産登
2013/06/08 リンク