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農林水産省は9月4日、トウモロコシなどを食害する害虫、ツマジロクサヨトウが福島県で確認されたと発表... 農林水産省は9月4日、トウモロコシなどを食害する害虫、ツマジロクサヨトウが福島県で確認されたと発表した。7月3日に国内で最初に鹿児島県で確認されてからこれで、発生県は九州全県と沖縄、高知、茨城、岡山、千葉、山口、愛媛に続き15県に拡大した。東北地方では初めて確認された。 寄生の様子と被害を受けた株 福島県でツマジロクサヨトウが発見されたのは8月29日。双葉郡葛尾村の飼料用トウモロコシのほ場で発見された幼虫が、農林水産省の横浜植物防疫所でツマジロクサヨトウであることが確認された。同県では9月5日、本庁で市町村と国と対策会議を行う。 同県は、鹿児島での発生を受け、7月下旬から農林事務所の普及指導員が調査していた。今回、発見されたのは、収穫間近の比較的、背の高くなったとうもろこしの若い芽への食害だった。 すでに収穫時期を迎えているため、同県では農薬散布ではなく、収穫時期を早めにするサイレージで対