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先日、韓国で産経新聞に名誉毀損の疑いで捜査が入った件に関して、神戸大学の木村幹氏が『背景には、儒... 先日、韓国で産経新聞に名誉毀損の疑いで捜査が入った件に関して、神戸大学の木村幹氏が『背景には、儒教的な倫理観に基づく「正しいメディアは正しい報道」をしなければならないという韓国独特の考えがある』と説明していた(毎日新聞)。異論があるわけではないのだが、よく考えると自分は儒教が何だか分からない。堅苦しいイメージはあるのだが、儒教として儒教に接する機会はほとんど無かったからだ。木村氏に騙されているとは思わないが、念のために「儒教とは何か」と言う本を手に取ってみた。 1. 祖先崇拝と言う宗教性が基本 本書は、儒教の成立から発展、そして近代までの変遷を紹介している本だ。古代農村社会にある祖先崇拝と言う宗教性の上に、道徳や礼節をまとめた礼教性、そして仏教や道教の影響を受けて存在論や宇宙観と言う哲学性が乗っていった物らしい。礼教性の部分が目立つわけだが、著者は宗教性を強調する。つまり、祖先を追慕して祭
2014/09/12 リンク