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世間では沈静化しつつあると思うSTAP幹細胞疑惑の理研・小保方晴子氏だが、学術の世界では博士号の扱い... 世間では沈静化しつつあると思うSTAP幹細胞疑惑の理研・小保方晴子氏だが、学術の世界では博士号の扱いが話題になっている。小保方氏の博士論文にも不正があると言う疑惑だ。事態を重く見た早稲田大学は調査委員会を組織し、調査を行った。 先日、調査委員会が結論を出したのだが、その主張は困惑を招くものであった。不正行為があると認定する一方で、学位取り消しにあたらないとしたからだ*1。これに対して早稲田大学の教員有志が異議を唱えている*2のだが、そのポイントはよく理解されていない*3ようだ。 1. 査読論文があるのに博論がダメなのは指導のせい? 日本の大学院の多くでは、査読論文の掲載本数を大雑把な研究能力の認定に使っている*4。査読論文とは、専門家が投稿された論文の内容を吟味して掲載の是非を決める学術雑誌に掲載された論文のことを指す。博士号はある分野で一定水準以上の研究を行い公表する能力を保証するもので
2014/07/29 リンク