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珍しく読書感想文。 宮崎あおいちゃんの主演で6月公開予定の映画の原作です。 1968年に起きた府中三億円... 珍しく読書感想文。 宮崎あおいちゃんの主演で6月公開予定の映画の原作です。 1968年に起きた府中三億円事件の実行犯の手記、という体裁で展開される小説。 一気に読んでしまいました。主人公の心理描写、そして60年代後期の新宿の空気感、三億円強奪実行のスリル。「小説」あるいは「フィクション」としては、伏線の展開が読めてしまいますが、そんなものを吹き飛ばしてしまうくらいココロに訴えてくるものがありました。私はこの作品の時代には生まれてすらいないので、ノスタルジーもリアルさも本当はないのですが、「分かったつもりには」十分なる。それだけの説得力があります。 そして。気になるのが「本当に三億円事件の実行犯なのかどうか」というところ。作品としてほとんど破綻せずにまとまっているだけに、事件をネタに使った巧妙な作品でもいいのですが、ある部分で真実もしくは関係者なのかな、という印象です。 元々は、自費出版され