昔の「給料は低いけど家族同然に扱ってるから従業員は辞めずによく働いてくれる」みたいなエピソードはゾッとする話なのか美談なのか

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昔の「給料は低いけど家族同然に扱ってるから従業員は辞めずによく働いてくれる」みたいなエピソードはゾッとする話なのか美談なのか

イナダシュンスケ @inadashunsuke とある昭和の食エッセイに登場する「名店」のエピソードで、店主曰く ... イナダシュンスケ @inadashunsuke とある昭和の食エッセイに登場する「名店」のエピソードで、店主曰く「うちはよその店よりだいぶ給料は低いんですが、従業員は誰も辞めずよく働いてくれます。全員を家族同然に扱っているからでしょうね」と。初めて読んだ時もゾッとしたけど今だともっとゾッとする。これは時代の変化と言うべきなのか、この時点でも店主がサイコパスなのか……。しかし著者もこれを美談として紹介しているところを見ると、前者だと考える方が妥当なのかもしれませんね。

IthacaChasma その「家族同然」が本当に家族同然かどうかによると思う。病気や怪我のときの扱いとか、いわゆる福利厚生を遙かに超えたレベルで助けているのかどうか。

2024/05/11 リンク

alivekanade 師弟制度ってまじで独立した後に強いのよ。『誰それさんの弟子でした』で飯食ってる奴は今でも世の中いっぱいいる。それがあれば最低限の衣食住を家族のように面倒見てもらってればむしろ贅沢すぎる位だよ。

2024/05/12 リンク

notio 昭和は広いので一概に言えないけど、住み込みやら家は一緒だとか、そういうの普通だし、今と同じ感覚では言えない話が無数にある。むしろ過去から見たら現代は相当気持ち悪く見えるとも思えたりする。

sp_fr_v7_2011 伝統的な芸能・工芸・料理人とかの「衣食住与えた上での最低賃金割れ」(衣は微妙ながらも仕事着供与程度はあり)での住み込み内弟子みたいな話なら、技能を身に着けて独り立ちしたい側が払う講師料との相殺でありかも

micorico 医療に携わっていると「ウチでずっと勤めてくれたので、最期に墓に入れるところまで面倒見る気で雇ってます」という社長さんがキーパーソンとして現れることがあり驚くが、確かに今でもある雇用形態なのよ。

algot 受け入れてくれる居場所がある、ってのは給与以上に魅力的だよ。カルト宗教なんかそこを巧妙に突いてる訳だし/昔は家を継がない次男なんかは蔑ろにされてた訳だし

sqrt 昭和の義理人情系の社会、詐欺師に騙された従業員の借金を肩代わりしてあげたみたいな話が普通に出てくるから、令和の"アットホームな会社"とは違って本当に家族扱いではあったんだろうな…と思ってる。

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konekonekoneko 賃金以外の部分で報いているということでは。　最低賃金だしてやってんだから稼げよ。よりはいいんじゃない?　逆に家族って最低賃金以下の扱いの意味だったりするのかな。

dragoon-in-the-aqua 飯代も雇い主が出して当然だったし暮らさせる家屋も雇い主が伝手で用意するか雇い主の家だった。制服も雇い主が無料配布。見合いや結婚も雇い主が世話してた。それなりに薄給でも問題なかったな。

2024/05/25 リンク

pikopikopan 家族同然ってお父さんのいうことは文句言わずききなさいが多いからなあ・・・衣食住以外にも病院連れてくとか定年後も縁続けて葬式の手配までやるのが家族扱いだと思う。覚悟が足りない。

2024/05/13 リンク

echo622 あくまで店主曰くだからな。家族としてかどうかは従業員がどう思ってるか次第。家族は親からの一方通行では成り立たない

yamamototarou46542 税制を考えると、報い方によってはそちらの方が実質の手取り（可処分所得）が高くなる可能性はあるけどな。ただ、可処分時間が奪われるのは勘弁な

oooooo

asitanoyamasita 例えばそれこそ家族同然に、上司や同僚がすぐに「なんか調子悪そうだね、今日は休んでゆっくりしときな」と気付いてくれるとかそういう気のおけなくて過ごしやすい環境てのもあったんだろう

Goldenduck 「アットホーム」でなく実際家族のようなものなら、それ以前のお家の概念の延長線上かな。しかし単に転職しづらいだけってのが一番大きい気がするが

NOV1975 まず、「低いけど」がどの程度かによるよね。家族同然なら許容範囲なのか。これはこう言う話に限らずなんだけど、案外福利厚生の実質給与（お金に換算できるとは限らない）って重要だったりする

quick_past 住み込みで働かせてた時代の名残なのかもしれんけど、そんなもんより給料増やせって思うよ。良くしてくれたと解ってたら余計に辞めづらくなるし、ダブルバインドですよ

naruruu 曽祖父の会社は、10歳頃から丁稚に来てた人が家も墓も葬式も出してもらってた。私はかつて職人さん用だった長屋の跡地に住んでるんだけど、長く働くと家がもらえたそうで近所はご子孫だらけ。現代と違いすぎる。

seachikin 実際、天涯孤独とかで家借りる保証人に社長がなったり社長の奥さんがたまにおかず持たせたり完全に家族扱いなのも聞いたことあるから個別ケースによる。職場の働きやすさって結局人間関係なとこあるよね。

auto_chan 良い家族も悪い家族もあった。良い家族の元では技術経験も蓄積されて経済成長を支えた。デフレやもろもろの"改革"で良い家族は政策的に解体され、逆にブラック家族が目立ち家族のイメージを激しく既存したのが今

pazl 昭和なんて、江戸時代が終わって100年経ってない時代だからな、身分制度、職業選択の自由ができて数十年、よくやってる方だよ。

augsUK 将来的に独立を考える飲食業にとって、れんわけや弟子としての経歴は金払ってでも欲しいレベルだから難しい。逆に金払ってるんだから他は何もやらないというただのバイトは時間の浪費ともいえる。

rohizuya 現在の感覚で見ると異常に見えるけど、当時は普通だったのだろうし、経営者と従業員の関係性にもよるんだろうな。

lanlanrooooo いやほんま、メリットもデメリットもあるやろ。そういう世界やと、能力の高さ以外の生き方も許される面があるし。

liangyi0426 遺品整理が休日の作業になっている身からすると何事にも終わりがあるということを痛感させられる老後ひいては亡くなるまで家族同然ならそれもいいが違うのであれば社会保険退職金など福利厚生は考慮しないと

poko78 そうよね、大勝軒みたいになってしまうとあれだけど、エリックサウス名乗っていいなら、田舎の山奥でもそれなりにお客さん来そう。

sumn シンプルに家族だなんだと愛情があるように振る舞いつつも安い賃金の労働力として扱うことが気持ち悪いよ。言ってる事とやってる事がチグハグで。

hatsan8 家族が多いと食事が行き渡らないような時代の話だからね。農村の次男以下は教育も受けられず家を出るしかなくて、都会に出て住居と食事が保障された上、手に職つけてもらえるなんて有難い、っていう。

manatus 介護スタッフなんて慢性人手不足だからジョブホッパーだらけなんよ。でも構造的に給与で差別化なんて難しいからオーナー・施設長は業務環境の改善に腐心するしか無いみたいな業界もある

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