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暮れ方に一人歩いた街中の、心に突き刺さった夕焼けは、 人に優しくなりたいと、願い続けた日々の足跡だ... 暮れ方に一人歩いた街中の、心に突き刺さった夕焼けは、 人に優しくなりたいと、願い続けた日々の足跡だろうか。 西の空には燃える渡り鳥、雨風に強く打たれた翼で飛び、 どこまでも心は気高く生きている、山の上に歌を残している。 届ける方法も知らぬまま、神様にも、お手紙を書きました。 産まれた意味とその先を、自ら受け止め、手渡してみたい。 この島の真冬に咲く花を、威張ること無く佇む野花を、 皆に教えたい。褒め言葉よりも美しい、一輪だけの姿を。 輝きに満たされて、ありがたいと想える光がありましたか。 私達を照らす光はいつだって、真っ暗闇の中に見つけていた。 生きる苦しみと喜びに、ひとつでも違いがありましたか。 生きる苦しみと喜びの、違いをひとつでも言えますか。 明け方に、一人の誰かに寄り添った。心は嘘をやめました。 倒れた人を抱き起す、それだけを神様と約束したから。 一度は誰もが転んでいるけど、昔の痛