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暑さが厳しくなってくると、毎年ガクンと読書量が落ちてしまう。暑い中では集中力が続かず、かといって... 暑さが厳しくなってくると、毎年ガクンと読書量が落ちてしまう。暑い中では集中力が続かず、かといって涼しい場所に行くと気が抜けたようにホワンとしてしまう。夏は読書に向かない季節かもしれないが、だからこそ一気に読めるスピード感のある小説が向いているのかもしれない。 探偵業の怖さと人の心の脆さ描いた完結編 松岡圭祐さんの「探偵の探偵IV (講談社文庫)」は、書き下ろし新シリーズとして昨年11月に第1巻が発売されたが、9ヶ月目で完結編の第4巻が発売された。こういうタイプの小説家さんを「筆が早い」というのだろうか。松岡圭祐さんファンにとっては、とてもありがたいことだと思う。 物語の主人公は、美少女の紗崎玲奈という新人探偵。妹を殺した真犯人を捜すために、「悪徳探偵を取り締まる探偵」として活動している。妹を殺した真犯人は探偵業を営んでおり、依頼者が犯罪を犯すことを知っていながら個人情報を流していた探偵であ
2015/07/27 リンク