大学野球はプロまでの「執行猶予」？野球が上手いだけ、ではダメなのだ。（安倍昌彦）

大学野球はプロまでの「執行猶予」？野球が上手いだけ、ではダメなのだ。（安倍昌彦）

少し前にこのコラムで社会人野球・東芝の存続決定について、この国の野球を支える屋台骨であると思うと...概要を表示 少し前にこのコラムで社会人野球・東芝の存続決定について、この国の野球を支える屋台骨であると思うところを記したところ、思いがけず多くの反響をいただいた。 ならば、「学生野球」はどうなのか？ その意義は何か？　どうしてこんなに長く（東京六大学は2018年で93年目）世の中の支持を得られたのか？　学生野球の“今”は、ほんとのところ、どのような現状なのか？ ADVERTISEMENT 新たな興味と疑問が寄せられたテーマについて、私の知る範囲でお伝えしてみたい。 大学野球のことを、昔から「学生野球」という呼び方をする。私はこの“呼び名”がとても好きなので、この文ではその呼称を使わせていただきたいと思う。 と言って、別に堅苦しい話をしたいわけじゃない。今の実情をなるべく具体的に、ありのままにお伝えできればと思っている。 高校生が大学の練習に参加するのは、よい事だと思う。 つい先日のことだ。 親しくして

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