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DXコンサルをやっていると、当然デジタル化の話は毎日のように聞くことになる。 「○○の自動化やるぞ!」... DXコンサルをやっていると、当然デジタル化の話は毎日のように聞くことになる。 「○○の自動化やるぞ!」 「△△システムのリニューアルと改善するぞ!」 「部門間データの集約とビッグデータ解析やるぞ!」 デジタル化に関する「方向性の議論」は盛んだが、「質の議論」をそれほど聞かないのはなぜだろう。 自動化をしても、その質が低ければ生産性はむしろ下がる。 システムをリニューアルしても、質が悪ければ成果はでない。 データの集約や解析をしても、実行の質が悪ければ役に立つインサイトは得られない。 「デジタル化」という見えやすくわかりやすい取り組みにとらわれて、「デジタル化の質」という測りづらく、見えづらい部分はなおざりになっているのではないか。 デジタルか否か、ではなく「質」が問題 そのような課題意識から、方向性は正しいもののエグゼキューション (執行・実行) の質が低いものを「弱いデジタル」と呼んでい