N倍する - 焚書官の日常

N倍する - 焚書官の日常

以前から「ボードゲームは6,000円以上するものもあって、プレイ時間もそれほど多くないから遊びとしては...概要を表示 以前から「ボードゲームは6,000円以上するものもあって、プレイ時間もそれほど多くないから遊びとしては高いけど、プレイ時間にプレイ人数を掛けたもので価格を割れば、コストパフォーマンスはそこまで悪くない」という理屈にうさんくさいものを感じていた。 自分ではない他の人の快を勝手に足したり掛けたりすることに、私は抵抗があるらしい。自分がそうされることも。 わたしの快が第三者によって加算乗算可能だとすると、当然、不快もそうでなくてはならない。 つまり、「このトラブルでいったい何人の人が迷惑すると思ってるんだ！」と息巻くような物言いを認めなければならないことになる。これは率直に言って腹立たしい。勝手にわたしのぶんを足さないでくれるだろうか、と思う。