注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
アンデルセン「はだかの王様」には、いくつもの謎があります。なぜ王様は「馬鹿には見えない布」などと... アンデルセン「はだかの王様」には、いくつもの謎があります。なぜ王様は「馬鹿には見えない布」などというヨタ話を信じたのか? 王様は、馬鹿になら裸を見られてもよかったのか? 今日は、裸の王様が、実は大変な策士であった可能性について考えます。 「王さまは裸だ」とさけんだのは、小さな子供だった。賢い人にだけ見えるといわれて、ありもしない服を身にまとい、大手をふって街を歩いていた裸の王さま。王さまはそのとき、どんな気持ちだったろう? 憎いのは小さな子供じゃない。それまで王さまをだまして、偽物のおせじをふりまいていた連中だったと思う。 森絵都『アーモンド入りチョコレートのワルツ』「子供は眠る」より 今日は、アンデルセン童話『裸の王様』についてです。 森絵都は、裸であることを指摘された瞬間の王様の気持ちに焦点をあてました。この「裸の王様に感情移入してみる」という体験はなかなか新鮮です。ふつう、この童話を
2012/07/24 リンク