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起きると、昼であった。体が重かった。汗はかいておらず、しかし、とても暑かった。脳が布団から体を起... 起きると、昼であった。体が重かった。汗はかいておらず、しかし、とても暑かった。脳が布団から体を起こそうとすると、体はそれを拒否した。 側に転がっていた、体温計で熱を測ると、40.3度であった。え、しかし、誤測定ということもあるかもしれないと、少し寝て、改めて体温を測ると40.7度であった。なるほど、それは体が重いはずだと、冷静に思った。 日差しが強く、部屋は妙に明るかった。天井を見つめる。天井すらも明るかった。太陽は容赦ないようである。とりあえず、水を飲もうと、脳による強い指示により起き上がった。7メートルほど先にある、キッチンへ向かう。パンと水を自らの部屋に持ち帰る。寝転がると心臓がドカドカと鳴っていた。 エアコンはかけていない。暑いが汗は出ない。体の体温調整機能がおかしくなっているらしい。水を飲み、パンを口に放り込むとみぞおちのあたりを中心に、容赦なき吐き気が広がった。 いわゆるコロナ
2023/08/24 リンク