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堀江敏幸さんの新刊散文集『一階でも二階でもない夜』*1(中央公論新社)を読み終えてしまった。前の日... 堀江敏幸さんの新刊散文集『一階でも二階でもない夜』*1(中央公論新社)を読み終えてしまった。前の日に入手しホクホクしながらページをめくりつつ、活字を追う目のスピードを早めようとはやる心を抑えて、週末の愉しみにゆっくり読んでいこうと決めたはずなのに、土日になる前に読み終えてしまうなんて。 サブタイトルに「回送電車Ⅱ」(これだけ抜き書きすると何だかテレビゲームの名前のようだ)とあるように、2001年5月に同じ版元から出た散文集『回送電車』*2に続く散文集となっている。 カバー装幀も堀江さん言うところの「艶消しのカヴァー」の白い瀟洒なデザインで、前冊同様読んでいると指の汗と脂でカバーを汚しそうなもの。慌てて、先ごろ読み終えた本に掛けられたままだった東京堂の紙カバーを外し本書に掛けかえた。堀江さんの作法にしたがい、元々のカバーを外して裸で読めばいいのだが、私はそうはしない。カバーに配されている絵は
2005/05/31 リンク