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『マスコミ市民』へ載せた文章 「エネルギー問題」という補助線から見る「北朝鮮問題」 鎌倉圭悟 二〇〇... 『マスコミ市民』へ載せた文章 「エネルギー問題」という補助線から見る「北朝鮮問題」 鎌倉圭悟 二〇〇二年九月一七日以来、北朝鮮を巡る言説は「異様な論理」に満ちている。対北朝鮮強硬論は明らかに論理性を欠いている。客観的には拉致問題を解決させないよう動いている。情緒的な言葉の連呼が無理矢理その不整合を押し隠している。理性を欠いた行為には、その奥に合理的背景があるはずだ。その背景を想像してみたいと思う。 キーワードの一つは「エネルギー問題」だ。田中角栄の失脚の原因は、アメリカを介さず中東へエネルギー外交をしたためだとも、中国へ接近しすぎたからだとも言われている。世界の全ての地域が中東に石油を依存しているかのように私たちは錯覚しがちだが、数字で見てみよう。輸入原油の中東依存度は、日本八五・七%、フランス二八・六%、アメリカ二二・八%、ドイツ一〇・七%〔一〕。日本の中東石油依存は先進国中、突出してい
2005/06/26 リンク