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下記の匿名で書かれた批判文が注目を集めていた。 王様は裸だ! と叫ぶ勇気 ~伊藤計劃『ハーモニー』の... 下記の匿名で書かれた批判文が注目を集めていた。 王様は裸だ! と叫ぶ勇気 ~伊藤計劃『ハーモニー』の崩壊~ 今回は、自分の名前を出して発言するのはあまりにリスクが大きいと判断して、不本意ながらこういう形を取らせてもらった。実は匿名で書くことにすら尻込みを感じている。 なぜなら僕が今から批判しようとしているのは熱狂的なファンを多くもつ作家――伊藤計劃氏の作品だからだ。 始めて読んだ氏の作品は、『虐殺器官』だった。新人のデビュー作ながらその年の、SFが読みたい! の1位を取ったというので、期待をもって読み始めたのだ。 しかし、あまり感心しなかった。なぜなら作中のメインアイデアである「虐殺の文法」というものが、言語SFの歴史の中ではさほど捻ったものではなく、更に2005年に別の日本人作家が発表した短編とも酷似している。 僕は『ハーモニー』のアイデアも独創的だとは思わない。 ユートピアを追求したら
2015/10/24 リンク