第4回　恋する細胞――日本科学未来館編・後編 | gihyo.jp

第4回　恋する細胞――日本科学未来館編・後編 | gihyo.jp

前回に続き、今回は日本未来科学館 橋本裕子さんへの取材を交えながら、科学の不思議、科学への好奇心に...概要を表示 前回に続き、今回は日本未来科学館 橋本裕子さんへの取材を交えながら、科学の不思議、科学への好奇心について迫ります。 生物を分子にまで還元すれば生命を語ることができるだろうか？ 橋本さんの話では、未来館が目指す科学コミュニケーションは「一般市民と研究者・技術者が理解を深め、共に豊かな社会を目指す」ということです。単に科学をわかりやすく伝えるというだけでなく、科学技術がもたらす影響を考えたり、将来にわたって豊かな社会実現するために科学と自分の関係を“⁠自分自身⁠”で考えることを重要視しているそうです。 図1　日本未来科学館 科学コミュニケーション推進室 展開・育成グループリーダー 理学博士 橋本裕子氏 では、具体的に日本科学未来館がどういった取り組みを行っているかというと、たとえば、橋本さんが担当した「生命科学」のコーナーでは「生物を分子にまで還元すれば生命を語ることができるだろうか」というコ