注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
『天空の城ラピュタ』制作中に声をかけられた 叶精二 高畑勲監督の『火垂るの墓』が公開されたのは'88... 『天空の城ラピュタ』制作中に声をかけられた 叶精二 高畑勲監督の『火垂るの墓』が公開されたのは'88年4月。当時、アニメーションはSFファンタジーが大人気でしたが、文学を原作に戦時下の日本をリアルに描くという極めて異端の企画でした。言わば夢の世界でなく現実と地続きの世界を描いてみせた。公開直後に劇場で観ましたが、家族連れが号泣していたことをよく覚えています。 村瀬拓男 私も長年のジブリファンで、当時は新潮社に入って2年目でした。ちょうど新規事業セクションに異動した時に『火垂るの墓』の企画が舞い込んできました。新潮社が野坂昭如さんの原作を文庫で出版していたという事情があったのですが、幸運にも製作委員会のプロデューサーとして映画に関わることができました。 山本二三 私が高畑監督から美術監督の打診を受けたのは'86年、『天空の城ラピュタ』の制作が終わる頃でした。「戦争を経験した人のほうが良いので
2022/08/31 リンク