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松本清張が「砂の器」を書くまで:ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代 (早稲田大学エウプラクシス叢書... 松本清張が「砂の器」を書くまで:ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代 (早稲田大学エウプラクシス叢書) 作者:山本 幸正 発売日: 2020/02/10 メディア: 単行本 まず、一部を伏字にして引用。 ●●●●は厄介な存在である。議論の通俗さや粗雑さや幼稚さを批判しても、通俗であり粗雑であり幼稚であるのが「一般民衆」の意見であると居直られてしまう。精緻な議論や抽象的な論理を提示したら、「ゾウゲの塔」に閉じこもっている高踏的な「知識人」だと、逆になじられることになる。 さて、●●●●とは誰でしょう? 今の時代のいろんな名前が思い浮かぶはず。先の引用は、山本幸正『松本清張が「砂の器」を書くまで ベストセラーと新聞小説の一九五〇年代』から。でも、●●●●は松本清張ではない。 ●●●●は、同書の全三部のうち第一部を使って論じられた石川達三。清張論なのに別の作家に三分の一も使うの、と最初は思った。