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映画『戦場のメリークリスマス』(1983年)のラストシーンで、ビートたけし演じる日本軍軍曹のハラは、... 映画『戦場のメリークリスマス』(1983年)のラストシーンで、ビートたけし演じる日本軍軍曹のハラは、第二次大戦後、戦犯として処刑されることになる。処刑を翌日に控えたハラのもとへ、戦時中ジャワの戦線で彼の率いる隊の捕虜となった英軍中佐ロレンスが面会に赴く。その別れ間際ハラがロレンスに向かって、「メリークリスマス、ミスターローレンス」と笑みを浮かべるカットは、同時に流れ出すエンディングの坂本龍一のテーマ音楽とあわせてこの映画を非常に印象深いものとしている。 『戦メリ』のハラ軍曹にとって、クリスマスは人生の最期を迎えようという日となったわけだが、彼とは逆に戦犯容疑をかけられながらも起訴を免れ、クリスマスに新たな出発を迎えた人物がいる。 一枚の写真がある。頭を丸坊主にした貧相な男が、かたわらの、恰幅のよい男からもらった煙草をいかにもうまそうに喫っている。貧相な方が岸信介。恰幅のよい方が弟の佐藤栄作
2005/12/26 リンク