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トッド・ヘインズは、常に斬新な視点と表現でアメリカ社会の深層に迫っていくが、彼の世界観を見極める... トッド・ヘインズは、常に斬新な視点と表現でアメリカ社会の深層に迫っていくが、彼の世界観を見極めるのは容易なことではない。彼が選ぶ題材の挑発的な要素や一作ごとにがらりと変わるスタイル、そして何よりもおそろしく緻密なディテールに目を奪われてしまうからだ。しかし、彼の作品には明らかな一貫性があり、それは映画のなかで掘り下げられる社会の深層を見極めるための入口ともなる。 ヘインズの長編デビュー作である91年の『ポイズン』は、それぞれ<ホモ><ヒーロー><ホラー>と題された、時代も映像表現も異なる三つの物語からなり、それがザッピングされ、繋がりを生みだしていく。 ジャン・ジュネの「薔薇の奇蹟」をベースに、44年に設定された<ホモ>では、感化院で少年時代を共に過ごした男たちが、刑務所で再会し、彼らの愛憎が、過剰に詩的なフラッシュバックを交えて描かれ、85年に設定された<ヒーロー>では、サバービアの自宅