エントリーの編集
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
エントリーの編集は全ユーザーに共通の機能です。
必ずガイドラインを一読の上ご利用ください。
注目コメント算出アルゴリズムの一部にLINEヤフー株式会社の「建設的コメント順位付けモデルAPI」を使用しています
詩歌梁山泊から「歌人による自由詩評」の原稿依頼を受けた3月31日に、第60回現代詩手帖賞の受賞者が発表... 詩歌梁山泊から「歌人による自由詩評」の原稿依頼を受けた3月31日に、第60回現代詩手帖賞の受賞者が発表された。その人は第62回角川短歌賞の受賞者であり、歌集『輪をつくる』(KADOKAWA)で知られる歌人・竹中優子である。 歌壇にとっても喜ばしい話題をこのタイミングで知ったことは何かの運命なのかもしれない。そこで、現代詩手帖賞受賞作「冬が終わるとき」および『輪をつくる』を私なりに読み解いて、竹中作品を味わってみたいと思う。 毎月分割で返すと言った妹の借金の 振り込みがあったのは最初の二か月だけだったと 川崎さんが電話をしてきたのは夕暮れ時 何度も電話も郵便も送りましたが連絡を取る手段が他にありませんので、 そう話す川崎さんは学校の事務員さん 一度だけ顔を合わせたことがある 「冬が終わるとき」の冒頭部分を引用した。この詩は作中主体の家族や周囲の人々が登場する。そのなかでも中心となるのは妹だ。