『人間社会をより良い方向に導く「利他の心」』

『人間社会をより良い方向に導く「利他の心」』

不平不満を言わず、常に謙虚にして驕らず、生きて いる事に感謝する。誰にも負けない努力を重ね、自分が...概要を表示 不平不満を言わず、常に謙虚にして驕らず、生きて いる事に感謝する。誰にも負けない努力を重ね、自分が 犠牲を払ってでも世のため人ために尽くそうとする。 そうした「他に善かれかし」という優しい思いやりに 満ちた、美しい「利他の心」が、じつは自分自身の 人生をもよくしていきます。 そんな利他行を積んでいくことは一見、回り道の ように見えます。ですが、「情けは人の為ならず」と 言われるように、優しい思いやりに満ちた心、行動は 相手に善きことをも足らすのみならず、必ず自分に 帰ってくるものです。 それは、水の流れに譬えて考えるとわかりやすいと 思います。たとえば、相手と自分の間にたらいが あって、水が張ってあるとします。そのたらいの 水を相手の方へ押しやれば、たらいのなかで大きく 波打って、結局は自分の方へ戻ってきます。それと 同じで、人を大事にして、人を喜ばせることを していれば、おのずと自分のほ

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