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植村八潮「『執筆要綱』の一部見直し――横組における句読点の表記について――」(『コンピュータ&エデュ... 植村八潮「『執筆要綱』の一部見直し――横組における句読点の表記について――」(『コンピュータ&エデュケーション』第15号,東京電機大学出版局,2003年12月1日,120〜121ページ)は,句読点について以下のようにまとめている。 - 「句読点」は,本来の日本語表記にはなく,今日でも正書法は確立されていない。現在,日本語の文章では「、」や「。」などの句読点を打つことが,当然のことのように考えられている。しかし,日本語でこのような句読法が定着したのは明治30年代であって,国語国文学からみるとその歴史は驚くほど浅い。 明治18年に出版された坪内逍遙『小説神髄』には句読点がない。日本に西洋のpunctuation(句読法)が伝わったのは,15世紀末から16世紀にかけてのキリシタン版といわれている。1872(明治6)年の『和英語林集成』という横組活字組版の和英辞典では,区切りに「,」が使われている
2009/01/20 リンク