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日本は地震、津波、原発事故という多重災害に見舞われた(岩手県陸前高田市で行方不明者の捜索にあたる... 日本は地震、津波、原発事故という多重災害に見舞われた(岩手県陸前高田市で行方不明者の捜索にあたる自衛隊員)〔AFPBB News〕 東北地方に位置する岩手県の太平洋沿岸から浅い川を5キロほど上流にさかのぼったところに、町の残骸が横たわっている。 まるでマッチ棒のように見える押し潰された木造家屋が、沼地のような荒れ地一面に散乱している。紫色の自動車が1台、半分泥に埋まっている。瓦礫の山の高さは2メートルにも上る。 よく目を凝らしてみて初めて、そこがもともと町ではなかったことが分かる。少なくとも、町はそこにはなかった。もとは水田だったのである。 家屋や店舗、自動車、そして人々は、谷を下流に行った場所に存在していた。しかし、町は押し流されて消滅。その残骸が谷を上った水田にたどり着いた。そこが津波の最高到達点だった。これが物質的に残った陸前高田市のすべてだ。 津波に飲まれて消えた町 かつて捕鯨の町
2011/03/25 リンク