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“芸は身を助ける”と言う。“好きこそものの上手なれ”の方が正しいか。ともかく、本書を読みながらそんな... “芸は身を助ける”と言う。“好きこそものの上手なれ”の方が正しいか。ともかく、本書を読みながらそんな格言が頭の中をぐるぐる回っていた。 リアル「釣りバカ日誌」である。ハマちゃんならぬタケちゃんがユーラシア・北米・南米・オーストラリア・アフリカをところ狭しと駆け抜け、未だ見ぬ怪魚を狙う。魚類ばかりではない。時には爬虫類を、時には哺乳類を、そして時には美女をも釣り上げるのだ。 すでに第一弾『世界怪魚釣行記』が4年前に発売されているが、今回は前著を凌ぐ。連れなかった魚たちにリベンジを試み、ほとんどが成功を収めている。 釣り旅の面白さは、何も怪魚だけではない。見知らぬ土地で水辺に辿りつくまでには、多くの人々との出会いや別れがある。トラブルに巻き込まれることもあるし、地球の裏側まで旅した挙げ句、釣れずに手ぶらで帰ってくることもある。思い通りにはならない、そんなすべてが釣り旅の魅力なのである。 まえが
2014/04/22 リンク