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小劇場演劇(小劇場)の作品ごとのクオリティは、確かに高まっているかも知れない。けれど、作品のクオ... 小劇場演劇(小劇場)の作品ごとのクオリティは、確かに高まっているかも知れない。けれど、作品のクオリティが高まることと、小劇場が盛り上がることとは全く違う。いまの東京の小劇場界を盛り上がっていると感じている人は、大きな勘違いとしていると思う。作品のクオリティが高まることで、狭い小劇場界の密度が濃くなっているだけで、小劇場の間口が広がっているわけではない。間口が広がらずに密度だけが濃くなると、身内度がどんどん増していくわけで、観劇人口を増やすにはむしろ逆効果ではないかと感じる。 作品のクオリティが増すこと自体は歓迎すべきことだ。わかりやすいエンタテインメントよりも、そうでない表現のほうが小劇場には意義があると感じる。だが、たとえ観客を選ぶ作品であっても、東京の観劇人口のポテンシャルを考えると、いまの小劇場の観客動員はどう考えても少なすぎる。せっかく作品のクオリティが増しているときこそチャンスな
2010/03/02 リンク