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渋谷駅のホームで、非常ベルの釦を押した子どもを見た。九歳くらいの男の子だった。非常ベルを眺めなが... 渋谷駅のホームで、非常ベルの釦を押した子どもを見た。九歳くらいの男の子だった。非常ベルを眺めながら、これはなんだろうという表情をしていたのだが、いきなり、ひょいっと釦を押してしまった。びっくりした。子どもってすごいとおもった。聞きなれない警告音がなって、駅員が数人、走ってくるのが見える。 「ごめんなさい」 すがるような目つきで母親を見て、子どもはそういったが、母親はすっかり茫然自失となり、なにやらよくわからない叫び声を上げながら、子どもをはげしく殴打しはじめた。たまらず子どもがうずくまると、その上にマウントポジションで乗り、さらに何度も殴打を続けた。そこへ駆け寄る駅員たち。なんだか、ぜんたい的にすごい光景だった。わたしは、とてもいいものを見たような気持ちになり、満足して家にかえることができた。あれ、よかったなあ。とくに、「ごめんなさい」のときの、母親の表情がよかった。もしわたしに絵の才能が
2007/02/13 リンク