五、六戒 - 帰ってきたハナログ

五、六戒 - 帰ってきたハナログ

（これも原点のひとつとして書いたメモなので再録しときます） さて、映画的なイメージについて言語をも...概要を表示 （これも原点のひとつとして書いたメモなので再録しときます） さて、映画的なイメージについて言語をもって語ることの困難さに考えを馳せる今日この頃ですが、以下の要素を取り去ったら何も中身が残らない文章だけは書かないようにしようと、自分の内なる腐った部分に例文を書いてもらい、もって今後の戒めにすることとします。他にもいろいろありそうだけど、とりあえず―。 １）判断基準を明快にしない価値判断語の列挙 【例文】「『霊幻道士』は、美しく、素晴らしく、光り輝いていて、感動的だ。しかもすべてが正しい。ラム・チェンインは完璧だ」 ２）書いている当人にしか通じない詩的比喩 【例文】「新大阪の駅で買って新幹線で食べる蓬莱の豚饅。『飢餓海峡』とは、言ってみればその皮の表面のなめらかさとぬくもりを味わう３時間だ。もちろん背脂たっぷりのジューシーな餡も」 ３）類語反復 【例文】「胡金銓、彼こそは導演であり、direc

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