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とあるIME開発者と仮名漢字変換(IME)における「文節」についてディスカッションする 機会がありました。... とあるIME開発者と仮名漢字変換(IME)における「文節」についてディスカッションする 機会がありました。今まであまり真剣に考えたことなかったのですが、 この「IME文節」、いろんな意味で興味深いということを改めて認識しました。 学校文法や自然言語処理におけるいわゆる「文節」とは 統語的な性質からほぼ一意に決定できる単位です。 簡単には 自立語連続+付属語 と言えるでしょう。 たとえば、 「東京特許許可局で工藤は講演をした。」 は 東京特許許可局で|工藤は|講演した。 の3文節になります。小学校のときに「~ね」を挿入できる単位として 習ったかと思います。 しかし、IMEで上記の文を変換してみると。 東京|特許|許可局で|工藤は|講演した|。 と分割されます。(WinXP) あきらかにNLP業界の文節と単位が異なるようです。 このIMEが使っている分割の単位を「IME文節」と呼ぶことにしまし
2011/01/25 リンク