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(前回から読む) GPM主衛星に搭載されている「雨雲スキャンレーダー」(DPR、2周波降水レーダー)によ... (前回から読む) GPM主衛星に搭載されている「雨雲スキャンレーダー」(DPR、2周波降水レーダー)による初公開データについて見てきた。 「上空からの立体的な雨の観測」に興奮し、その点に焦点をあててきたので、ここであらためてGPM主衛星の情報をまとめておこう。 地上400キロの低軌道 GPM主衛星が飛んでいるのは地上400キロの低軌道で、軌道傾斜角は65度だ。つまり南緯・北緯65度までの間の上空を、ぐるぐる飛び続けている。 主要な観測機器は2つある。ひとつが、日本で開発した2周波降水レーダー(DPR)で、もうひとつが、NASAが開発したマイクロ波放射計(GMI)だ。 DPRは、これまでの記述の中の主役、愛称は「雨雲スキャンレーダー」。幅250キロ程度の帯で、立体的な降水分布を見ることができる。地上に降る雨だけでなく、上空の雨や氷晶の量も、高さについて250メートル解像度で割り出す。一方、マ
2014/07/16 リンク